共有不動産を売却する場合の不動産屋の選び方

ルールの理解度や交渉術の程度を確認

共有不動産は通常の不動産とは扱いが大きく異なります。
特に相違点が多いのは売却する際であり、通常の手順で進められないので注意しなければなりません。
最も大きな違いは、自分の意思だけは全体を売却できないことです。
そうしたい場合は共有者に同意をしてもらうことが条件になります。
不動産屋がそれを理解していない場合、普通に売買契約を成立させてしまう恐れがあります。
他人の持分を不当に売却したことになるので気を付けてください。

したがって、共有不動産に関するルールを把握している不動産屋に頼む必要があります。
理想的なのは共有者を説得する交渉術を持っている業者です。
自分で説得しなくて良くなるので、心理的なプレッシャーが減ります。
もちろん自分も同席するのがマナーですが、共有不動産を売却するメリットなどは担当者が説明してくれるので安心です。
売却益の配分なども上手に調整してくれると、共有者間のトラブルを回避できます。

過去に行った取引の事例をチェック

共有者の賛同を得られなかった場合、共有不動産のうち自分の持ち分だけを売ることになります。
これは熟練の不動産屋でも複数の面でハードルが高いです。
最も大きな課題は、不動産のうち一部だけでは本来の性能を活かせないことです。
そのため、購入したいという人がなかなか見つかりません。
普通の方法で買手を募集しても、共有者がいると分かったら敬遠されることが多いです。
売却のための準備を進めにくい点もハードルを高くしています。
持分5割以上が認めてくれないとリフォームすら実施できません。

このように共有不動産ならではの事情があるので、それらの対策をしっかり行える必要があります。
不動産屋をチェックするときは、共有不動産を扱った事例について確かめましょう。
それが多ければ、上記のハードルを下げるノウハウを持っているからです。
また、買手を見つけるまでの期間が短いことも、不動産屋の選定においてプラスの評価になります。

まとめ

一般的な不動産屋に共有不動産を売りたいと相談した場合、たいていは難色を示されてしまいます。
なぜなら、かけると労力と成約率が見合わないからです。
とりあえず引き受けたものの、ずっと買手が現れないことも珍しくありません。
しかし、それには不動産屋の知識や経験の不足が大きく関係しています。
それらが豊富なところに相談すれば、驚くほど迅速に売却が成立することも十分にありえます。
公式サイトや口コミなどもチェックしつつ、最適な不動産屋を選びましょう。

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